北茨城市のプロパンガス料金

北茨城市（茨城県）のプロパンガス料金について

■

北茨城市（茨城県）のプロパンガス平均価格はどれくらい？

プロパンガス業者にはプロパンガスの価格設定の権利があります。 そのため、北茨城市内には価格の高いガス業者もあれば、安いガス業者もあります。（価格は違っても中身はすべて同じです。） このような特徴から、プロパンガスには平均価格という概念があり、ご家庭のプロパンガスの価格を測る一種の指標となっています。 そして北茨城市のプロパンガスの平均価格は、基本料金1,892円、従量単価500円です。

この平均価格をみてどう思われたでしょうか。 実際、従量単価で言えば、下は300円台から上は700円代前半までと幅広く存在しており、多くの人が平均価格前後の価格なわけではありません。 そして当センターでは、この北茨城市の相場を事業者利益だけを考えた不当に高額な水準であると捉えています。 北茨城市のプロパンガス人口やガス会社の数、茨城県の都市ガス料金などから考えれば、北茨城市の平均価格はもっと低い水準で当然なのです。 そのため、北茨城市にお住まいの大変多くの方が、ガス代を払いすぎているのが現状です。

まずはこちらのページから、ご自宅のプロパンガス料金単価がいくらか計算してみてください。

■

北茨城市（茨城県）のプロパンガス適正価格は？

北茨城市（茨城県）の平均価格は不当だとご説明しました。 それでは次に、北茨城市の適正価格はいくらなのかをみていきましょう。

まず上述の通り、プロパンガスの価格は各ガス会社で異なるだけでなく、同じ会社を使っていても価格が異なる事さえあります。 これは公共料金である都市ガスでは見られない現象です。 都市ガスは価格設定に国や地方自治体の認可が必要です。 そのため、消費者利益を損なうような高い価格設定をする事はできず、各家庭ごとに価格を変えるなんていうこともできません。

これとは対照的に、プロパンガスの料金設定には国や自治体の認可が必要ありません。 さらに、価格設定のガイドライン等もないため、事業者主体の価格設定がまかり通っているのです。 このような理由から、プロパンガスの平均価格は、一般的に考えられている平均とは異なる性質となっています。 そこで、プロパンガス消費者センターでは以下の条件を満たすものを新しい指標「適正価格」としました。

• 都市ガスと同程度の価格

  プロパンガスは公共性の非常に高い商品です。そのため、消費者の生活の負担にならない、安い価格である事が最も重要です。 そして、その指標としたのが都市ガスです。 都市ガスと同程度の価格であれば消費者にとって十分安いと考えました。 プロパンガスの熱量は都市ガスの約2倍なので、使用量は約半分になります。 そのため都市ガスの2倍程度の価格であれば適正範囲内と考えました。

• ガス会社にとって利益が出て、その価格で供給し続けられる

  いくら安くてもその安い価格が続かなければ意味がありません。 近年、赤字が出るほど安い価格で営業し、その後に何度も値上げをして利益を得るというガス会社が一部存在します。 このように必ず値上げを起こす価格を適正価格とは呼べません。 ガス会社がその価格で利益を得られずっとその水準を続けられる事は、結果的に消費者の皆様にも利益となるのです。

このように当センターでは高過ぎる価格も、安過ぎる価格も適正価格とは呼びません。 一定の範囲内だけを適正価格と呼んでいます。 それでも、当センターが考える北茨城市の適正価格は、平均価格よりもずっと安いものです。

北茨城市（茨城県）のプロパンガスが高い理由は？

■

北茨城市の特殊な市場環境

北茨城市のプロパンガスは不当に高額であるとご説明しました。 それではなぜ、北茨城市のプロパンガスはそんなにも高いのでしょうか。 その理由は、北茨城市のプロパンガス市場の特徴にあります。

長い間、北茨城市のプロパンガス市場では企業間の競争がありませんでした。 通常、一つの地域に複数の企業が存在していれば顧客の奪い合い、競争が発生します。 競争が発生すれば、価格は下がりサービスも拡充されていきます。

しかし実際の北茨城市のプロパンガス市場では、地元有力企業同士が裏で繋がり、顧客の奪い合いをしないよう取り決めていました。 その結果、今でも価格はなかなか下がらない状態です。 これが北茨城市のプロパンガス料金が高い大きな理由です。