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一人暮らしのプロパンガス使用量と料金の平均は?

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一人暮らしで「プロパンガスの料金が高い!使い過ぎかな??」とお悩みの方が非常にたくさんいらっしゃいます。 そしてその多くの方が使いすぎないよう節約をされています。

しかし、その節約、実はあまり意味がないかもしれません!

そこで今回は、一人暮らしのプロパンガス使用量と料金の平均、ガス代が高い本当の原因、ガス代を節約するための4つのポイントをご紹介致します! ガス代が高い原因とポイントをしっかり理解して、賢く節約しましょう。

一人暮らしのプロパンガス使用量と料金の相場は?

平均的な一ヶ月の使用量は5㎥、請求額は4,505円

節約のポイントを知る前にまずは、一人暮らしの平均的な使用量と請求額を確認してみましょう。

まず、年間を通しての一人暮らしの毎月の平均使用量は5㎥、平均請求額は4,505円です。

次に、夏(7月〜9月)と冬(12月〜2月)では使用量に差があるため別々に見てみると、 夏の平均使用量は3㎥、平均請求額は3,459円、 冬の平均使用量は7㎥、平均請求額は5,551円となっています。

平均請求額 平均使用量
年間平均 4,505円 5㎥
夏の平均 3,459円 3㎥
冬の平均 5,551円 7㎥

「使用量も請求額もこの表と同じ」、「使用量は同じくらいだけど請求額が高い」という方は、これからご紹介する4つのポイントをしっかり確認してプロパンガスの節約に励みましょう。

また、「この表の使用量よりもが多い!」という方は、プロパンガス使用量を節約する方法も確認しましょう。

一人暮らしのプロパンガス節約ポイント:その1

基本料金と従量単価を確認しよう

ご自宅のプロパンガスが安いのか高いのかを知るには、まず料金の仕組みについて理解しておきましょう。

プロパンガス料金の仕組み

ほとんどの会社の料金体系は、基本料金と従量料金の2つからなる二部料金制です。

そのうち基本料金とは、プロパンガス使用の有無にかかわらず毎月必ず発生する費用のことです。その金額は毎月固定です。

もう一方の従量料金は使用量に応じて掛かる費用の事で、従量単価と使用量をかけ算した金額が請求されます。

毎月の請求額を計算式で現すと以下のようになります。

プロパンガス料金の計算式

基本料金と従量単価はご家庭ごとに異なります!

この基本料金と従量単価は、全ての会社が同じ設定なわけではありません。ガス会社ごと、ご家庭ごとに異なるのです

それではなぜガス会社ごとに単価が異なるのでしょうか。

その答えは、プロパンガスが自由商品でありガス会社が自由に単価を決めることができるものだからです。 この点は、都市ガスや電気、水道など単価が法律で決められている公共料金と違うところで、大変多くの方が勘違いされていらっしゃいます。

また、プロパンガスの単価は原油輸入価格や為替レート、配送コストなどにより常に変動しています。 そのため、同じガス会社を利用していていも契約開始時期や地域などによって基本料金と従量単価が異なるという事があり得るのです。

さらに、単価の設定権限は多くの場合、現場担当者にあるため、同じガス会社を利用するお隣さん同士や同じアパートに住む方同士で単価が異なる事さえあるのです。

そして、一人暮らしのプロパンガスが高い原因の多くは基本料金と従量単価が高い事にあります。

いくら頑張って使用量を抑えても、もともとの基本料金と従量単価が高ければ大幅な節約は見込めないため、この問題を解決する事が最も重要なポイントです。

しかし、ほとんどの会社では検針票や請求書に基本料金と従量単価がいくらかを記載していません

そのため、ご自宅の基本料金、従量単価がいくらなのか、相場の価格はいくらくらいなのかを確認・理解しておく必要があります。

こちらのページからプロパンガス料金の相場をご確認ください。

一人暮らしのプロパンガス節約ポイント:その2

一人暮らしは基本料金を抑える事が最も重要!?

使用量が少ない一人暮らしのご家庭では、請求額における基本料金の割合が高いため、基本料金をいかに抑えるか節約のポイントです。

下記のグラフは、賃貸アパートに住む、一人暮らしの方の一般的な請求額の内訳です。

基本料金はなんと請求額の42%も占めている事が分かります。 夏にはこれよりも使用量は減りますから、基本料金の占める割合はさらに多くなります。

一人暮らしのプロパンガス料金内訳

※グラフの金額は全国平均の料金で計算しています。

※使用量は一人暮らしの平均値で計算しています。

一人暮らしにおいて、いかに基本料金が重要かはご理解頂けたかと思います。

ご自宅の基本料金が適正な範囲内か、こちらのページから確認してみてください。

>プロパンガスの基本料金

一人暮らしのプロパンガス節約ポイント:その3

一人暮らしの節約にも効果的な方法とは?

それでは、どのようにして基本料金を抑えればよいのでしょうか。 当センターがお勧めする最も効果的な方法は、適正価格のプロパンガス会社に変えてしまう事です。

今のガス会社さんに交渉して安くしてもらう方法ももちろん可能ですが、賃貸アパートの値下げ交渉はかなり難易度が高いのが現状です。(その理由は後述します) そのため、少ししか安くならなかったり、安くしてもらえない可能性が大いにあり、あまり効率的ではありません。

その点、安い基本料金で供給しているガス会社へ切り替えれば、ほぼ100%基本料金が下がります。 また、切り替え後に不当な単価の値上げが起きないよう、当センターが保証しているため値上がりのリスクもありません。

一人暮らしのプロパンガス節約ポイント:その4

賃貸アパートでは大家さんの承認が必要?

先ほど、今の会社に値下げ交渉するのは難しいとご説明しました。 まずはその理由をご説明しましょう。

賃貸アパートの場合、ガス会社と契約を結んでいるは大家さんです。 入居者の方は利用をしているだけで直接契約を結んでいる訳ではありません。

契約を結んでいないと言う事は、つまり解約して新しい会社に切り替える権利が入居者にはないということです。

自由に切り替えできないわけですから、入居者の不満はガス会社にとってはあまり脅威ではありません。 そのため交渉が難しいのです。

「じゃあ、どのすれば切り替えできるの?」その答えは、大家さんです。 契約者である大家さんの承認が得られれば、切り替えを行う事ができます

大家さんの承認を頂いた後、当センターにご相談頂ければ、当センターが条件やご要望に合った新しい企業をお調べしご紹介致します。 そのためプロパンガス会社切り替えの手続きで大家さんや入居者の方に特にして頂く事はありません。

大家さんを説得するには??

賃貸アパート・マンションにお住まいの方はプロパンガスの切り替えに大家さんの承認が必要とご説明しました。 しかし切り替えについて大家さんに相談する場合、大家さんから反対を受ける可能性があります。

なぜなら、大家さんは全部屋分の給湯器代金や工事費用などをガス会社に肩代わりしてもらっている事があるためです。 そのため、ガス会社を変更する事による大家さんのメリットを伝えるなどして大家さんを説得する必要があります。

一人暮らしのプロパンガス節約ポイント:まとめ

プロパンガスは料金形態が分かりづらいため、まずはどのような仕組みになっているのかを理解する事が重要です。 プロパンガスの仕組みを理解して、賢く節約しましょう。

  • 一人暮らしの平均請求額は4,505円。
  • 料金形態は基本料金と従量料金によって構成されており、各家庭でその単価は異なる。
  • 使用量の少ない一人暮らしの家庭では基本料金を抑える事が重要
  • 基本料金が高い場合、プロパンガス会社の変更が最も効果的
  • 賃貸住宅でプロパンガス会社を変更する場合は、大家さんの承認が必要
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